「本は絶対に紙派」という人も多いと思う。僕もそんな人間の1人だった。
そんな僕ですが、今回家にある蔵書約120冊をすべて処分し、kindleに完全移行した。
紙派の僕がkindleに完全移行して感じたメリット・デメリットについて紹介していきたいと思います。
記事の内容
- 紙派の僕が電子書籍に完全移行した理由
- kindleのメリット・デメリット
Kindleへの移行を決めた理由
今回kindleに移行した理由としては大きく2つ。
- 生活を身軽にしたい
- 実際に読み返している本は数冊レベル
僕の部屋には現在、約120冊の本が眠っている。
内訳としては漫画80冊、小説20冊、ビジネス書20冊くらい。
一般的な一人暮らしよりも少し多いくらいの蔵書の量で、LOWYAの本棚を利用していた。
この量の本を引っ越すたびに移動させようとすると、大きめのダンボール4つ分になる。
こうなると引越し代もかさむ上、せっかく段ボールに収納した本をもう一度広げなければいけない。
また、その本を収納するための本棚も運ぶことになるため、生活にほとんど関係ないものを運ぶのに数万円レベルでお金が必要になる。
持ち家ならば問題はないんだけど、現在僕はアパート暮らし。いつ引っ越すかわからないのに、この量の蔵書は引っ越す上であしかせでしかない。
その上、120冊も本があるのに、年に1回でも読み返す本は10%程度。
一度読んで本棚にしまいっぱなしの本や、そもそも半分も読んでいない本も本棚に眠っている状況だった。
誰でも簡単に移行するための手順
ある程度本を持っていると、捨てたくない本もあるのも事実。
そこで今回はこんなプランで、kindleへの完全移行を行った。
断捨離手順
- どうしても捨てたくない本を5冊を上限にピックアップ
- ピックアップした本も含め、全て断捨離
- ピックアップした本のみkindleで再購入
- kindle unlimitedに加入し、書籍代を固定費化
こうすることで、とにかく場所を取る本棚ごと処分することができた。
蔵書をメルカリ等で処分することで、数万円の利益ができたため、その利益でピックアップした本を改めてkindle上で本を購入。また、kindleによる読書をより快適にするためにkindle Paperwhiteも同時に購入。
kindle paperwhiteはAmazonで約1.8万で購入できる。
セールごとに絶対に対象に入るので、購入する人はぜひセール期間を狙って欲しい。
ここからはkindleに完全移行したことによるメリット・デメリットについて紹介していきます。
デメリット
kindleに移行したことでどんなデメリットがあったのか?
kindleに移行して実際に困ったこともいくつかあったので紹介していく。
デメリット
- 中古本が買えない
- 本が売れない
- ザッピングが紙の本より難しい
中古本が買えない
当たり前の話ではあるけど、中古の本はkindleに存在しない。電子書籍だから。
古本屋で300円程度で買える本であってもkindleでは1,000円程度することもざらで、定価よりも少し安くなってるかなくらいの値段感。
BOOKOFFなどの古本屋でよく本を購入する人にとっては結構な痛手になるかもしれない点ではあるけど、僕の場合に限っては古本屋で本を買う機会がほとんどないため、そこまでデメリットではないかもしれない。
本が売れない
これも当たり前で、電子書籍なので本を売るという概念がない。
特に新書であれば、メルカリでほぼ定価で売れる場合も多い。
本を書店で買って家で読み、メルカリで売れば送料と手数料の約300円で新書を読むなんて錬金術をよくしていた僕にとってこれは結構な痛手。
1,500円でいろんな人の人生のエッセンスを勉強できるんだから、自己投資としてはめちゃくちゃ安いんだけど、それでも学生にとっては痛い出費。
新書であれば売ってその代金でまた新しい本を調達したい気持ちもあるのが本音。
ザッピングが難しい
ザッピングで表現が正しいのかわからないけど、要するに1分くらいで本をぱらっと乱読して、その本の大体の流れを把握する作業がkindleでは難しい。
漫画や小説ではこの読み方をすることはほとんどないんだけど、ビジネス書ではよく多用していたので、ザッピングができなくなるのが少し歯痒い。
と、思っていたけれど、有名なビジネス書であればYouTubeに腐るほど要約動画が転がっている。
これを倍速で視聴することと乱読はほとんど同じようなことなのではないか?と思ってからは、なんとなく気になったビジネス書はYoutubeで要約動画を見て、内容が面白かったら、kindleで購入するようになった。
個人的に新しい本の買い方を開拓できたので、デメリットではあるけど、いい機会になったと思う。
メリット
メリット
- 場所を取らなくなった
- 本を読む機会が増える
- クラウド同期が超便利
場所を取らなくなった
kindleに完全移行することで、本と一緒に本棚も処分した。
このおかげで部屋が広くなり、開放感がすごい。大きめの本棚が1つのデバイスに集約されるんだから、現代の技術進歩は半端ない。感動する。
本を読む機会が増える
考えてみて欲しいんだけど、紙の本を持っている時間と、ダラダラ用もないのにスマホを触っている時間、どちらの方が1日の中で長いのか考えて欲しい。
ほとんどの人がスマホを触っている時間の方が圧倒的に長いと思う。なんなら毎日紙の本を触っている人の方が珍しいのかもしれない。
そんな一日中触っているスマホで、本が読めるので、必然的に読書量は増えている。
特にスマホのホーム画面を整理して、その中にkindleアプリを入れるのがおすすめ。
実際に僕のスマホのホーム画面はこんな感じ
このホーム画面だと、インスタを軽く見てLINEの返信をするとやることがなくなる。
となるとkindleを開くしかやることがなくなる。
スマホから1秒たりとも手が離せないスマホ中毒者ほど、読書量が増えるので、ぜひ試してみて欲しい。
クラウド同期が超便利
kindleは別端末に横断しても、どの本をどこまで読んだのか、クラウドで同期されている。
そのため、外でスマホで読んで家でPaperwhiteで再度読む際にも、どこまで読んだのか記憶しておく必要がない。
本ごとにしおりを追ったりする必要もないので、めちゃくちゃ楽。
また、読みたいときに読みたい本をすぐ読めるので、せっかくモチベーションが湧いたのに手元に本がないから諦めるなんてことが起きない。
本当にkindleはよくできている。
kindle unlimitedがとにかく優秀
kindleに完全移行するに伴い、kindle unlimitedに加入した。
知らない人に説明すると、Amazonが提供する、書籍読み放題のサブスクになる。
prime会員になるとある程度の本が無料で読めるようになる、prime readingとは別物で、Amazon primeとは別でサブスクに加入する必要がある。
このkindle unlimitedが結構優秀で、有名な本であればほとんど無料で読むことができる。
毎月読み放題対象の本が更新されるので、読む本がないなんてことがほとんど起きないし、その度に、なんとなく名前は聞いたことはあるけど、金を出してまで読まないかなという本が対象になったりする。
自分がお金を出して買わないような本にこそ、価値があるのかもしれないと勝手に考えている僕にとって、kindle unlimitedは最高のサービス。
ぜひ気になっている人はこれだけでも契約してみて欲しい。
まとめ
今回は、紙の本を断捨離して、kindleに完全移行した方法と、メリット・デメリットについて解説しました。
最終的にkindle unlimitedの宣伝のようになってしまいましたが、本当にいいサービズだと思ったので最後に紹介しました。
これを機に本を処分し、Kindleに移行してみるきっかけになれば嬉しいです。