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6月にも入ったので。久しぶりの投稿と、最近考えていること。

気づけば、記事を書くのは半年ぶりになってしまった。
この間に僕はカンボジアでインターンをすることになり、その上で気づいたらタイにいることになった。気づけばタイに住み始めて3ヶ月目になっている。

この間、タイで開催された食品展示会に参加していた。ざっくり言うと、世界中の食品や食材が集まり、バイヤーとのマッチングが行われるようなイベントで、日本食のブースも多く出ていた。
朝6時起きだったものの、毎晩10時半や11時頃には帰宅できていたから、記事の更新はできたはずなんだけど、気づいたら何もしないまま一週間が経っていた。少し反省。
6月に入ったこともあって、ここで気持ちを切り替えて、また日記を書く習慣を再開しようと思う。
最近「Aqua Voice」という音声入力アプリを使い始めたおかげで、キーボードを叩かなくても思考を言葉にしやすくなってきた。文章量も自然と増えるし、良いスタートになる予感。


今日は、展示会もひと段落して、久しぶりに会社の代表の方と再会した。
1週間ぶりだったけれど、すごく久しぶりに感じた。
会話の中で「将来何したいの?」と聞かれ、ふと口から出たのが「フードテック」という言葉。AIと食を掛け合わせた領域には、すごく可能性を感じている。
これは思いつきではなく、きっと自分の本心だと思う。
もともと研究者に憧れていた。IHIのような大企業で、航空宇宙分野に携わる研究者に。
しかし、なぜ研究者に憧れていたのかと考えると、突き詰めて言えば
「知的好奇心を追いかけたい」
という根源的な欲求があったんだと思う。
そして今、起業という選択肢もその延長にある気がしている。
知らないことに日々ぶつかって、それを乗り越えていくプロセスは、研究とあまり変わらないのかもしれない。
実際にお客さんの反応を見ながらABテストをしたり、仮説を立てて実証したりするのは、まさに研究そのものだと思う。


AIの存在も、今の自分の考えに影響している。
GPTのようなAIを“人”として雇うのか、“ツール”として扱うのか。今後の仕事の形は、きっとそこに分岐点がある。
「人件費」としてAIを使えるとしたら、会社員という形よりも、個人事業主や法人として動いたほうが合理的だ。だから「起業したい」というより、
起業するしかない未来」
に近づいている感じがしている。
独立志向というより、時代の必然として、そうなる気がしている。


最近、自己認識として浮かんできたことがある。
自分は、深く考えるタイプだと思っていたけれど、実はその時その時の“ノリ”で数年単位で動いているだけなんじゃないか?という疑問。
例えば、大学で航空宇宙分野を選んだ理由も、2022年の入学時に盛り上がっていた宇宙開発や、イーロン・マスクの影響だった。
さらに前を振り返れば、公立高校を目指していたのも、「頭の良い人の中にいれば、自分も賢くなれるんじゃないか」という環境への期待。でも結果的には、力及ばず私立へ。今はそれを後悔しているわけではない。


大学4年になり、進路を現実的に考える中で、いろんな人に出会っている。
千葉で活動している議員や経営者の方々と話す中で、
「海外は面白いよ、一度見てきたら?」
と背中を押されて、こうしてカンボジア→タイという流れに乗ってきた。
気づけば、自分の人生は常に「誰かの流れ」に乗っているだけなのかもしれない。
「自分の意思って何だろう?」そんな問いが、最近頭の中に居座っている。


「将来何がやりたいの?」という問いには、正直まだ明確な答えがない。
でも、その時代に合ったものに自分がなれればいい。
今は「フード×テクノロジー」に面白みを感じているけれど、そこにビジョンがあるかと問われれば、まだはっきりとはしていない。
本当は研究員にもなりたい。でも、それは「知的探求」への欲求からくるもので、数字を追うだけの研究にはあまり興味がない。
ワクワクできるかどうか、それが自分にとって一番大切な判断基準だと、最近ようやく言語化できてきた

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