iPadのノートアプリとして不動の人気を確立しているGood Note 5。そんなGood Noteの後継となるGood Note 6が突如発表されました。
この記事ではそんなGood Note6の新機能や購入方法、Good Note5から移行するべきなのかについて解説していきます。
Goodnotes 6
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Good Note6の新機能
ポイント
- ノートの使い勝手が向上
- AIによるメモの新機能が追加
- AI数学アシスタント(サブスクリプション契約のみ)
ノートの使い勝手が向上
Good Note6はGood Note5からノートの使い勝手が大きく向上しました。
具体的に進化したポイントとしては
- ペンジェスチャー機能(こすって消去、囲んで選択)
- AIによるメモの新機能
- AI数学アシスタント機能(一部サブスクのみ)ペンジェスチャー機能
ペンジェスチャー機能
Good Note6からペンジェスチャー機能が新たに追加されました。
従来までのGood Note5では消しゴム機能を使う際にはペンをダブルタップしたりペンの機能を切り替える必要がありました。
しかし、Good Note6からはけしたい文字などをペンで塗りつぶすことで消すことが可能になりました。
また、同じく囲んで選択という機能が追加されました。
範囲選択をする際には消しゴム機能と同様、ペンから一度切り替える必要がありましたが、Good Note6からは範囲選択したい範囲をペンで囲み、囲んだ線を長押しすることで範囲選択をすることができるようになりました。
小さな変化ではありますが、ペンを切りかえる必要がほとんどなくなったので、めちゃくちゃ便利に。
AIによるメモの新機能が追加
Good Note6最大の進化ポイントは『AIによるメモの新機能』になります。
ChatGPTをはじめとして注目が集まっているAI、ついにGood NoteにもAI機能が追加されることになりました。
追加されたAI機能としては
- 誤字脱字の認識、修正
- AI入力機能
- 数学AIアシスタント機能
- 誤字脱字の修正
Good Note6から、入力候補を表示機能やスペルチェック機能などが追加されました。
AIがノートに書いた文字を認識してスペルチェックをしてくれるので、スペルミスをする可能性を減らせるようになりました。
現在はサブスク、英語のみの機能にはなってしまいますが、手書きの文字の修正も行なってくれます。
修正された文字も手書きの癖を認識して同じような書体で修正をしてくれます。
現在はサブスク機能のみの機能になってしまいますが、今後は買い切りにも開放される予定です。
AI入力機能
AI入力機能の主な機能としては
- 文法とスペルの修正
- パラフレーズ
- 語調を変更
- 長くする
- 短くする
文章を範囲選択することで、これらの編集を行うことができます。
ChatGPTで今までやっていた処理がGood Note上で簡単に処理することができるようになりました。
といっても精度自体は微妙。
まだまだChatGPTの下位互換といった印象なので、今後のAI機能の成長に期待です。
AI数学アシスタント機能
手書きの数式を投げ縄ツールで範囲選択し、数式への変換を選択することでテキストを数式に変換してくれます。
変換した後でも手書きの数式も残っていてコピーすることも可能です。
Good Note 6の価格表
Good Note6からサブスクリプション型と買い切り型の2種類の購入方法があります。
- サブスク:1,350円/年(9.99ドル)
- 買い切り:4,080円
また、期間限定でGood Note5をすでに購入している人は割引を受けることができます。
サブスクリプション
- 2023年7月1日〜2023年8月8日に購入した場合:最初の一年無料で使用可能
- 2023年1月1日〜2023年6月30日に購入:最初の一年50%OFFで使用可能
- 2023年以前に購入:最初の一年25%OFF
買い切り
- 2023年7月1日〜2023年8月8日に購入:33.3%OFF
- 2023年1月1日〜2023年6月30日に購入:26.6%OFF
- 2023年以前に購入:20%OFF
サブスクと買い切り、どっちがおすすめ?
Good Note6からサブスクリプション型と買い切り型の2つの買い方が選択できるようになりましたが、どちらの方がおすすめなのか。
結論としては個人的にはサブスクがおすすめ。
理由としては
- 買い切り型よりも早くAI機能を使うことができる
- Apple製品以外のAndroidでも利用が可能
サブスクリプション型は買い切り型よりも早くAI機能を試すことができます。
AI入力機能やAI数学アシスタントの一部機能は現在サブスクのみの機能になっています。
公式サイトによると今後はサブスク型と買い切り型の機能の差はなくなるとの発表がありますが、期間などは不明です。
サブスク型であればベータ版のようなAI機能も利用できるので、ひと足先に色々な機能を試したい人はサブスクがオススメです。
また、サブスク型は今後AndroidやWindowsなどでも同期ができるようになるとの発表があります。
買い切り型ではApple端末間のみ使用可能なので、AndroidやWindowsを使う機会が多い人はサブスクの方がオススメです。
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Good Note5から乗り換えるべき?
AI機能の実装など、進化をとげたGoodNote6ですが、Good Note5を持っている人は今すぐ乗り換える必要があるのか?
結論、「今すぐ乗り換える必要はない」です。
今回の目玉機能であるAI機能ですが、正直精度がまだまだ微妙。
今後アップデートなどで機能が追加されたり、精度が上がる可能性は大いにありますが、今すぐ乗り換える必要はないというのが結論です。