こんにちは。現在タイで食品系のインターンをしている21歳の大学生、Yuuと申します。
今回の記事では、なぜ僕が海外インターンに挑戦したのか、なぜ海外留学ではなくインターンという道を選んだのかについて話していければと思います。
海外に挑戦してみたいけどやりたいことがない
インターンに興味はあるけど一歩踏み出せない
そんな人の役に立てば嬉しいです。
簡単なプロフィール
こんにちは。現在タイでインターン中の、21歳の大学生(Yuu)です。
千葉の大学で航空宇宙工学を専攻しており、本来であれば今年は4年生に進級するタイミングでしたが、思い切って1年間の休学を決断し、2025年3月から約7ヶ月間、東南アジアでの海外インターンに挑戦することにしました。
インターンでは主に日本で採れた鮮魚、冷凍鮮魚の営業活動、会社として新たに始めた抹茶カフェのFC運営マネージャー、カフェのFC運営の責任者などをしています。
航空宇宙専攻だけど、将来はエンジニアではないかもしれない
僕は今、航空宇宙工学を学んでいます。父親は研究員、母は事務職。理系として数字と向き合う環境で育ち、大学でも研究や解析の世界にどっぷりと浸かってきました。
そんな僕ですが、大学生活を3年過ごすなかで、自分が本当に興味を持っているのは「知的に探求すること」そのものであり、必ずしも研究者やエンジニアという形でなくてもいいんじゃないかと感じ始めました。
むしろ今は、「自分で事業を立ち上げたい」「社会との関わりの中で成長したい」という気持ちの方が強くなっています。
留学ではなく海外インターンを選んだ理由
正直な話、語学や文化を深く学ぶための留学にはあまり惹かれませんでした。
僕にとっての最優先事項は、“実践の中でビジネスを学ぶこと”。この1年で将来に直結する経験を積みたかった。
英語を話せるようになりたいという気持ちは強くあります。ただ、テストの点数を上げるとか、教室で文法を学ぶだけでは物足りない。
AI翻訳がここまで発達した今でも、「自分の言葉で、自分の思いを伝える」ことの価値は変わっていないと思う。
だからこそ、「実際に英語を使いながらリアルな現場で働く」という環境に身を置きたかった。そう考えたときに、海外インターンという選択肢が自然と浮かび上がってきました。
なぜ東南アジア? なぜタイ?
行き先として「東南アジア」を選んだ理由について
欧米の成熟した社会を見るよりも、「今まさに成長している場所」の熱気を体感したかった。
最初はカンボジアの企業にインターンとして入社する予定でした。
実際、カンボジアは歴史的背景から平均年齢が20代前半と非常に若く、インフラもまだ整っていない国。その中で、自分の価値観や常識を壊す経験ができるのではないかと思いました。
しかし現地に到着して社長と面談の中で、「最近立ち上がったタイ法人の方が君のやりたいビジネスと相性がいいかもしれない」と提案を受け、最終的にタイでインターンをすることになりました。
まだ社員数人というスタートアップ的な環境で、経営・マーケティング・店舗運営・フランチャイズ展開と、幅広くリアルなビジネスに関わる機会を得ています。
ChatGPTとの出会い、そして危機感
インターンを決意する大きなきっかけになったのが、AIの台頭です。
2022年の夏、ChatGPTの登場に衝撃を受けました。
当時、大学1年生だった僕にとって「これはもう人間が勝てない世界だ」と本気で思った瞬間でもありました。
これまでエンジニアを目指していた自分が、「この道ではAIに敵わない」と感じてしまった。
じゃあ、これからの時代に生き残るにはどうすればいいのか?
そこで辿り着いたのが、“人間にしかできないこと”にフォーカスするという考え方。
三大欲求に根ざした領域、特に「食」に関わる仕事は絶対に残る。しかも、それを通じて人と人がつながる。
そう思って、食品ビジネスや店舗運営、マーケティングに関わるこのインターンに飛び込みました。
タイという土地で得られる“人との出会い”
タイには現在、約7万人の日本人が住んでいます。これはアメリカに次ぐ多さだそうです。
特に多いのが、日系企業の駐在員の方々。管理職や役員クラスの方も多く、そういった方々と“フラットに会える”というのは、学生にとって非常に大きな価値だと感じています。
たとえば日本人交流会に参加すれば、上場企業の役員の方や、現地で起業している方と自然に話せる機会があります。
普通の大学生活では絶対に出会えない人たちから、リアルな話を聞き、自分の中の「当たり前」がどんどん壊れていく。
この刺激こそが、海外インターンの最大の醍醐味だと思っています。
まとめ:留学では得られなかった“実践と希少性”
今振り返ってみても、やっぱり「海外インターン」を選んでよかったと思います。
・実際のビジネスに触れられる
・現地の人や駐在員との人脈ができる
・行動したからこそ得られる気づきがある
・そして何より、「希少性がある」
日本の大学生の多くは国内でインターン、あるいは語学留学が中心。
そんな中で、「東南アジア × 海外インターン × 食品ビジネス」という文脈は、自分自身の強みにもなると確信しています。
ご相談・ご連絡について
僕自身、まだまだ挑戦の途中です。
でも、もしこの記事を読んで「自分も海外インターンしてみたい」「話を聞いてみたい」と思ってくださる方がいれば、ぜひTwitterのDMからお気軽にご連絡ください。
同じように悩んでいる学生や、将来に迷っている方と話すことで、お互いに新しい視点が得られたら嬉しいです。